片付けが苦手で困っている人へ☆対処法をご提案します

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ソーシャルワーカーの私が出会った☆片付けられない人たち

 

 

<今回のオススメ!  名作キーフレーズ Pick up>

漫画「魔王陛下のお掃除係」より抜粋

「掃除なんぞって お掃除は大事ですよ!健やかな心のためにも身体のためにもね」

 

整理整頓って得意な人も中にはいますけど、苦手な人も多いですよね(^^;)

 

私も整理整頓は意外と好きですが、上手とは言えません(苦笑)

 

 

「ちょっと片付けが苦手で部屋が散らかっている」程度なら問題ありません。

 

しかし、「苦手」の域を超え、「出来ない」になってしまうと、

 

本人の日常生活だけでなく、家族や近隣の人など他者にも影響が及びかねません。

 

 

家が物やゴミで溢れかえり、健康や衛生上の問題が発生してしまいます。

 

そして、私たちのようなソーシャルワーカーが出動することもありました(汗)

 

 

ここでは、仕事で目の当たりにしたケースなどを元に少し深堀していきたいと思います☆

 

なかなか片付けが出来ずに悩んでいる方、一緒に解決策を探っていきましょう!

 

 

 

家や部屋がゴミや物で溢れてしまう人たち

早急な対処が必要でも、なかなか介入できない

 

ネズミなど害虫や異臭などによって、役所や包括へ苦情相談がくることもあります。

 

私たちソーシャルワーカーも、そんなお宅へ訪問する事がありました。

 

いわゆる「ゴミ屋敷」や「物屋敷」の家主にも“サンクチュアリ”はありまして、

 

なかなか他者の介入を良しとせず、追い返されたりすることが多いのも現状です。

 

相手の抵抗度によっては、まずは訪問者や介入者に慣れてもらう等、

 

様子を見ながら少しずつしか進められないこともしばしばでした。

 

 

ゴミ屋敷と物屋敷は名前の通り少し違うところがあります。

 

物屋敷の場合は、ゴミの処理はされていて家の中の異臭などはなかったりします。

 

しかし、やはり物で溢れかえっていれば掃除が行き届いていない場合も多いのです。

 

実際のところ、私が訪問した際も、替えの靴下を一応必ず持参してました。

 

(訪問後は靴下が汚れてしまう事が多々あり、次の訪問先へ行く時に困るので。)

 

他にも、多くの物の上に敷かれた布団の上でなんとか寝ていたり、

 

やっと一人だけ座れるスペースがあるリビングで毎日過ごしていたり、

 

物にぶっかったり積みあがった物の落下によるケガなど、安全上で問題が発生したり…

 

日常生活に支障があり、早急な片付けが必要なケースも少なくありません。

 

でも、やはり最初の段階では、いきなり業者などサービスを介入させることは難しく、

 

私たちワーカーが取り急ぎ片付けさせてもらうという事も多かったです。

 

 

育ってきた環境や教育、性格、習慣によるもの

 

物がないような戦後の時代を過ごしてきたご高齢者や、

 

買い物をするお店が遠くにしかないような田舎等、不便な所にお住まいの方など、

 

「物がないと不安」という強迫観念のようなものから、多くの物を抱え込む人もいます。

 

 

ちなみに…私の母もやはり物がないと不安というタイプでした。

 

とにかく色々と買い込むので、冷蔵庫もパンパンだったり、部屋も物で溢れていました。

 

仕事や子育てなど忙しすぎて、掃除などに時間があまり避けなかったのもあり、

 

片付けの優先順位が低くなってしまったのも原因であると思います。

 

しかしそれでも最低限の掃除はしていたし、育った上で問題に思った事はありませんでした。

 

でも、元々片付けがあまり得意なタイプではなく、捨てられない人でした。

 

そして、そんな母は病気になってからはますます片付けが困難になってしまいました。

 

実家へ母の様子を見に行く度に、私は家の掃除に追われたりしていました(汗)

 

 

そんなこんなで仕事でもプライベートでも「片付けられない問題」に関わっていました。

 

おかげで(?)、相談に来られた方々の気持ちもとてもよくわかりましたよ(苦笑)

 

 

たしかに、掃除をしなくても死にはしませんけれどね…(^^;)

 

頑張ればできなくないけれど、ちょっと苦手で行動になかなか移せずにいると、

 

いつの間にか部屋が散らかってしまっているというパターン。

 

そういうことは、私たちの日常でもけっこうある話だと思います。(程度問題ですが)

 

 

物が多くある状況が心の安定に繋がっているような人たちから物を捨てさせる事。

 

それは、自分のサンクチュアリへの侵入に対して抵抗がある場合はなおさら難しい所もあり、

 

関わっていくにも、やはり慎重さが求められるのです。

 

 

ADHDや認知症などの病気によるもの

 

ADHDなど、根っから片付けが苦手というケースだけではありません。

 

認知症による物忘れや機能低下によっても、

 

急に整理整頓が出来なくなったというケースも多いのです。

 

以前はそこまででもなかったのに、家に行く度に家が物やゴミで溢れかえっている、、

 

冷蔵庫も腐敗したもので埋まっていたりして、毎回処理に追われている、など、、

 

家の掃除やゴミ捨てに奮闘する家族の困惑と苦労は多々あります。

 

 

病院の受診など、その方の機能低下の防止を医療的に支えるのももちろんですが、

 

ワーカーやケアマネ、サービスの介入による福祉的な支えも必要であって、

 

それがその人だけでなく、家族の介護疲れなどにも繋がるわけです。

 

問題が大きければ大きいほど、多方面からのアプローチによる支援が必要です。

 

本人や家族だけで済まそうとすると更に問題が悪化するケースも多いので注意です。

 

 

 

自分ではどうにもならないなら、人の助けを借りよう

 

年配者は特に、人様にご迷惑をかけずに生きなければと思っていたりします。

 

なので、ましてやサービスを入れて片付けてもらうことに抵抗を示す人も少なくありません。

 

家族が助けられればいいんですが、家族も自分の生活があるし、限界もあります。

 

なにより、自分や家族だけで解決出来ないこともあります。

 

 

そんな時は、他者の介入によってスムーズにいく事もあります。

 

本人だけでなく家族もつぶれてしまう前に、助けを求める事は大切です。

 

人を頼る勇気をぜひ持っていただきたいと、ワーカーとしても強く思うところです。

 

どこかの公的機関への相談に抵抗があるならば、まずは個人への相談でもOKです。

 

友人や知人などでもいいので、とにかく自分だけで抱え込まないのが大切です。

 

 

段階を踏んででもいいので、役所や地域包括センターなどへの相談も視野に入れると、

 

問題解決までの道がグッと近づきます。

 

そこで解決出来なくても、パイプ役となり、色んな人やサービスを紹介してくれたりと、

 

自分や家族だけで考えるより、もっと幅広い解決法を提案してくれたりします。

 

相談料も無料で、プライバシーも守ってくれますし、相談してみて損はないと思います。

 

 

サービスを利用するという選択

書籍「努力不要論」中野信子 より抜粋
「他人の才能を使いこなす」

 

個人で片付けが困難になったら、サービスの力を借りる事もおすすめしたいです。

 

清掃業者や家事代行サービスのススメ

 

年齢的にも状態的にも、介護保険が該当しない方のが多いかと思いますので、

 

まずは一般的なサービスのお話から☆

 

ご存じの方も多いかと思いますが、民間の清掃やヘルパー、家事代行のサービスは多いです。

 

ですので、片付けがどうしても出来ないという方は、サービスを利用するという手があります。

 

私の兄の話になりますが、兄も母と似たのか片付けが苦手でして(苦笑)

 

兄が大学生の時にも、一人暮らしをしていた部屋は散らかり放題でした。

 

そこで、最初は家族で部屋を掃除しに行っていました。

 

でも、途中から清掃サービスを入れる事にしまして、実際利用していました☆

 

 

「掃除くらい自分でやればいいじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

(いや、実際私も思っていましたけどね。苦笑)

 

でも、人間得意不得意もあるし、中には自分の力だけでは難しいことだってあります。

 

兄の場合も、私たち家族の手間がかかるという問題だけじゃなく、

 

そこに住む他の住民に迷惑がかかったり、追い出されてしまうのもまずいので、

 

とりあえず今まで通り自分で出来るところは掃除するという事は続けてもらいながら、

 

1~2か月に1度は業者の力を借りることにしました。

 

そのように、兄自身の掃除とたまにサービスを利用する事にしました。

 

それによりある程度部屋を綺麗な状態に保つことが出来るようになりました。

 

そして、家族も兄の部屋を掃除をするという負担も減りました。

 

結果、本人も家族もすごく快適になりました。

 

 

なによりやっぱりプロの力って素晴らしくて、だいぶピッカピカになります☆

 

私もサービスを利用したい気持ちに駆られました。

 

※ちなみに…実際、兄が利用していたサービスです(安定の大手☆)→ ダスキンほづみ

 

芸能人の渡辺直美さんも、何かのテレビ番組で「掃除が苦手」とおっしゃっていて、

 

以前は部屋も散らかり放題だったそうですが、今は清掃サービスを利用しているそうです。

 

 

自分の苦手な所に費やす時間が少なくなったことでストレスも減り、

 

その時間を自分に出来る事にあてられるのなら、すごく良い事ですよね。

 

しかし、自分がやれる所まで人の力を借りてしまうことによって、

 

結果的に自分の能力の低下や現状維持が出来なくなったりするので注意です。

 

自分でやるのが面倒だからとそれをやみくもに放棄するのは微妙な所ですが、

 

他者の力を借りるということ自体は悪いことではありません。

 

日常生活で、自分にも家族にも支障が起きていたりするならばなおさらです。

 

 

片付けは自分で出来る人が多いので、出来ない人が非難されてしまいがち。

 

ですが、病気や性格、環境などによる様々な原因によって難しい人もいます。

 

それを何かでカバーするということは適切な対応であるといえると思います。

 

片付けが出来る人だって、たまにプロの力を借りる事で手を抜いたりするのもいいでしょう。

 

快適に過ごす手段として、私たちの日常に上手に取り入れるのも全然アリだと思います!

 

 

仕事でもプライベートでも、清掃サービスなどの方と関わる事も多かったのですが、

 

プロの仕事には脱帽させられることも多かったですね☆

 

 

 

介護保険の申請(該当者のみ)

 

そもそも日常生活に困難な所があるご高齢者などで、介護保険の認定がまだの方。

 

そんな方には、まずは介護保険の申請をおすすめします。

 

介護保険の申請は個人でも出来ます。

 

ですが、役所や包括支援センターなどで相談していただければ、

 

ワーカーやケアマネなどが代行して申請することも出来ます。

 

その後、介護認定がおりたらそのまま申請したケアマネなどが担当出来ます。

 

その後のサービス導入などもスムーズなので、申請前のご相談をおすすめします☆

 

 

家族が同居していると、生活援助などのサービスが利用できないのでは?

 

と思っている方も実際けっこういるようです。

 

きちんとしたアセスメントを元に利用が必要な場合という前提ではありますが、

 

家族の介護疲れの軽減によるサービスの利用はもちろん、

 

「利用が必要」であれば、健康な家族と同居していても十分利用できたりします。

 

その方状態や介護度などによってもサービスが利用できる範囲は変わってきます。

 

しかし、もし使いたいサービスの量が保険範囲内でおさまらなかったとしても、

 

その分は、保険外やその他民間のサービスで補完したり調整も出来ます。

 

能力低下を避け、維持をする為にも、出来る範囲で本人にやっていただきながら、

 

出来ない所をカバーするというのが、本来介護保険でのサービス利用の仕方です。

 

その辺もケアマネなどに相談していただければいいかと思います。

 

 

最後に…

 

今、部屋が片付けられなくて悩んでいる方へ☆

 

最初は抵抗があるかもしれませんが、誰かの手を取る勇気を持ちましょう!

 

他者の力を借りる事は悪いことではありません。

 

むしろ、今よりずっともっと人生が生きやすくなると思います☆

 

自分だけで悩まず、みんなが支え合って生きていける世の中にしていきたいものですね☆

 

 

 

漫画「魔王陛下のお掃除係」

魔女の呪いで洗浄魔法が封じられてしまった魔王領がこのままでは灰に埋まってしまう!という事態に救い手として現れた主人公さくらによる、異世界転移ファンタジー。
面白くて恋愛要素もあるだけでなく、掃除を得意とするさくらのお掃除テクニックも載っていたりと、読んでためにもなる一風変わった作品です。「掃除で世界を救う」というコンセプトも面白いです。読むと、あなたも掃除をしたくなる…かも!?

 

書籍「努力不要論」中野信子

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